創約開幕!
どうも!『創約とある魔術の禁書目録』序章
を試し読みで読みました(BOOKWALKERで読めます)
60ページほど発売前に読めるので待ちきれない人はぜひ読んでみて下さい
新約が終わり新たな物語の始まりです
学園都市に戻ってきた上条さんに今度はどんな受難が待ち受けているのか?
創約の幕が上がります
そして…
登場キャラクター
名前:上条当麻(かみじょうとうま)レベル:0
能力:幻想殺し
所属:とある高校1年生
備考:主人公、幻想殺しを右手に有する。ある事件により記憶を失っている
名前:御坂美琴(みさかみこと)
レベル:5(第3位)
能力:レールガン[超電磁砲]
電気系最強の能力者、コインをレールガンの弾にして飛ばすことができる。他にも砂鉄を操るなど汎用性が高い能力
所属:常盤台2年生
備考:学園都市に7人しかいないレベル5の第3位。
名前:食蜂操祈(しょくほうみさき)
レベル:5(第5位)
能力:メンタルアウト[心理掌握]
精神系最強の能力者、リモコンにより自他問わず洗脳、記憶の改竄・消去ができる
学校:常盤台2年生
備考:食蜂派閥のトップ、過去に記憶を失う前の上条当麻との接触あり
名前:白井黒子(しらいくろこ)
レベル:4
能力:テレポート[空間移動]
自分または触れた対象を離れた空間に転移する、人の場合転移できる人数は自分を含めて3人まで
所属:常盤台1年生、風紀委員
備考:御坂と相部屋の後輩
名前:?
レベル:5(第一位)
能力:一方通行[アクセラレータ]
ベクトルを変換する能力、通常時は反射に設定されいる。前頭葉の負傷により、言語・計算機能が落ちミカサネットワークにより補完している。
所属:暗部「グループ」長点上機学園
備考:学園都市最強の能力者、安定的にレベル6になる可能性を持つ
名前:黄泉川愛穂(よみかわあいほ)
レベル:0
能力:無能力
所属:アンチスキル
備考:芳川、一方通行、ラストオーダーを自宅に匿う
ストーリー・感想
序章 イブの最初の交差点で Prepare for Xmas Eve! 交差点、と来たか…
12月24日午前0時00分
あらすじ通り24日からスタート
美琴:「それにしても、何がクリスマスよ。こんなのブラック過ぎるわ……」
美琴達常盤台生はゴミ拾いの奉仕活動にかりだされていた
新約12巻でクリスマスは外に出れないと言ってたけど、イブは出れるのか…
いつも通り黒子とじゃれている
美琴は不満たらたら
一方黒子はクリスマスは外出禁止の方が逆に美琴を独り占めできるのでワクワクしているもよう
黒子:「女の園で目一杯カラダを温め合う側に決まっているでしょう!?具体的にはお姉様と!!」
そこに急に割り込む声が聞こえる
食蜂:「(みさーかさん☆)」
美琴の後ろに密着していた
食蜂、腰の痛みは治ったのか?留守番だと思ってたけどしっかり出てこれたみたい
例のクリスマスに協力して脱走の件は生きているらしい
しかし食蜂の心理掌握は教師も把握しているため、食蜂への監視は強いようだ。対策として教師たちはカメラなどを仕込んでいる
だが食蜂にとっては空間移動を使う黒子の方が厄介なので美琴に押さえつけるように頼むが、美琴は自分が脱走して黒子に迷惑を掛けるのが気がかりなようだった
しかし、黒子が美琴との怪しい妄想をしている状態をみて脱走を決意
美琴:「食蜂、今すぐゴー」
食蜂がカバンの中に手を入れると教師陣に緊張が走る
教師:「おいっ」
「白井、どこでそんなリモコン拾った?レコーダー本体は投棄されてなかったか!?」
黒子:「リモコンと言われましても、これはかまぼこ板ですわよ?」
どうでもいいことで言い合う二人
食蜂の心理掌握はすでに機能している
食蜂:「モバイルグラスはあ?」
美琴:「干渉済み」
電子機器には美琴が対応済み
黒子と教師の周りに常盤台生があつまりごちゃごちゃしてくる隙に逃げ出す
美琴:食蜂を担いでビルの屋上に飛ぶ
なんとか巻くことができて一安心
食蜂:美琴にその胸囲じゃ逃げても楽しめないと皮肉を言うが…
美琴:「どうして真っ先にビルの屋上を選んだと思う?」
食蜂:「はい?」
美琴:食蜂を置き去りにしてその場から立ち去る
食蜂:「まさかこんな所に私をおいていくつもりい⁉」
最初から食蜂を信用しておらず一人で逃げるつもりだった
これでようやく自由の身になった美琴。どう過ごそうかと考えていると
横切ったのだ、目の前の交差点を。
なんか全裸の幼女を抱えた上条当麻が、鬼の形相の全力疾走で。
上条さん登場!
いきなり幼女を連れている、何も変わってないな(笑)
いつも通り上条さん自身も何でこうなっているかがわかってないようだ
ミルク色の肌にイチゴのような色の髪が特徴の10歳くらいの小さな女の子……なのだが、善良とも無垢ともかけ離れた、その童顔にはあまりに不釣り合いなわるーい表情が浮かんでいた
ん?アンナ=シュプレンゲルなの?違うのか?
不良どもに幼女が絡んでいたところを助けて追われている状態
上条:「冬だよ、雪降ってんだぜっ?この吐く息も真っ白な中でお前何してんの!?」
幼女:「別にこの季節だからという訳ではないのよ。早く春にならないかなと考えているくらいだし」
上条:「……、」
幼女:「あら?」
春の話なんかついていけない。
何故なら夏より前の記憶がないから。
うーん、やっぱり記憶は戻ってない模様。神浄の討魔と一つになった事でも特に変わったところはないのかな?
また今更ながら物語が春ではなく夏から始まった、というところにも意味があるのかもしれない
春は何かのキーポイントなのかもしれない。春が付く名前のキャラが多いのも何か理由があるのかも…
ドローンやらで追跡してくる不良を撒くため地下に逃げる事にする
上条さん達が地下に入り込んだところで地上からものすごい轟音が響いてくる
上条:何が起こったか確かめに地上に上がる
そこには
美琴:「ねえ」
うん、そうだと思ったよ
美琴が能力で不良どもを一掃していた
美琴:「全体的に説明して欲しいんだけど」
上条さんにも電撃を飛ばすが右手で打ち消される
幻想殺しも健在のようです
そこに幼女も割り込んでくる
幼女:「早く怖いのやっつけて。そうしたらヒミツの夜歩きしましょうね?うふふ、年に一度のクリスマスイブはまだはじまったばかりなんだから」
御坂美琴からなんか出た。
というより、軽く全方位へ青の大爆発が起こった。
いつも通りのスタートでなんか安心(笑)
行間 一
黄泉川愛穂が普段のジャージ姿とは違い、スーツで何者かに案内されている
案内人とは別に見張りの男もいる
黄泉川:「……見た事ない顔じゃんよ」
男:「でしょうね。あなたにはその権限がありませんから」
黄泉川:「となると、12人しかいないとかいう統括理事辺りのお使い?」
男:「いいえ」「一人しかいない、統括理事長です。それ以外のご命令は受け付けておりません」
黄泉川:「……、」
ということは…あいつと会うのか!?
統括理事は全員解任されたという事でいいのかな?雲川がそれで納得しているのかが気になるところではある
厳重なボディチェックを受ける
奥にあったのは狭い部屋、そしてこの部屋には窓がない。
黄泉川:「……お久しぶりじゃん」
「学園都市新統括理事長・一方通行さん?」
しっかりと統括理事長に収まっていた一方通行
黄泉川はこれについてどう思ったのか?一方通行でさえ守るべき子供の対象に含める彼女としてはこれを簡単には受け入れる事はできていなさそうな気がするが…
スーツ姿で向かい合う二人というのはかなり新鮮だな
まとめ
ということで『創約とある魔術の禁書目録』序章
でした
いつも通りの上条さんといつも通りではない一方通行
ここの対比はあえてですかね?
無事に包囲網から抜け出した美琴でしたが、いきなり不本意な状況に遭遇。あの雷撃で常盤台にも居場所がバレたのでは?
置いてきぼりになった食蜂も何とかして逃げてると思いたい
そして一番気になるはやはりあの幼女ですね
風貌からはアンナ=シュプレンゲルを結び付けてしまいますが果たして…
しかしながら上条さんの記憶はやはり戻ってない、幻想殺しはこれまで通り使えているということは分かりましたね
全体的にこの序章は1巻という事もあり解説がところどころに入ってますね。まあこのシリーズから読む人はあまりいないと思いますが…
統括理事会に関しては、別の人物と入れ替えると思ってましたが、その仕組み自体を廃止したという事なんでしょうかね
一方的に辞めさせたのであればこれから反発が来そうですが、すでにそれも抑えつけた後なのかもしれません
といっても暗部や木原一族などがおとなしくしているとは思えないので、この辺の話も出てくるのだと予想します
序章では魔術側のことが出てこなかったので、これ以降の章にはそこも期待してます
そう言えば、表紙にはしっかりと五芒星が書いてありましたね
新約とは変わらずです
まあ、妥当と言えば妥当ですが今までの1巻では五芒星はなかったので新鮮な感じもしますね
五芒星があったのはこれまで通り記憶を失った上条当麻の話だから、ということなのか
それとも上条さんが死んでないからということも考えられるかもしれませんね
旧約1巻では「上条当麻の死」があり、旧約のラストでは「上条当麻2度目の死」がありましたが、新約のラストではアンナの予想に反して上条当麻は生き残りました
誰にも予測ができない世界、それが創約の世界なのかもしれません
まだまだおとなしい序章
ここからどう物語が動いていくのか?
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