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第4章!

どうも!

『創約とある魔術の禁書目録』第四章

を読みました

美琴と食蜂でも傷一つ付けられなかったアンナシュプレンゲル

しかしついに本命の登場です

サンジェルマンと協力した上条当麻

イレギュラーな組み合わせですが、これができるのが上条当麻の本質

ここからどうやってアンナを切り崩していくのか?

第4章、読んでいきます!



登場キャラクター

名前:上条当麻(かみじょうとうま)
レベル:0
能力:幻想殺し
所属:とある高校1年生
備考:主人公、幻想殺しを右手に有する。ある事件により記憶を失っている


名前:インデックス
レベル:0
能力:インデックス[禁書目録]
所属:必要悪の教会
備考:10万3千冊の魔導書を記憶する歩く魔導書図書館


名前:オティヌス
レベル:魔神
能力:
所属:グレムリン
備考:世界を滅ぼした元魔人。現在は15㎝のサイズになり上条と共に行動している


名前:アンナ=シュプレンゲル
レベル:?
能力:?
所属:薔薇十字
備考:「黄金」創設の許可を与えた人物





ストーリー・感想

第四章 上条当麻なる現象 Not Right Hand.

右手ではない?繋がる力が本命という事か?

1.
この状況はアンナですら想定外

上条:「サンジェルマン、いけるか?」

サンジェルマン:『誰にものを言っている。地脈の地雷なら私に任せろ、君は目に見える脅威と戦うだけで良い』

なんかすごい心強いw

サンジェルマンの声はアンナにも聞こえている

アンナが動く

アンナ:「エイワス」

「ゲプラーよりホドへの進入経路を開放、わが右腕に宿れ」

これはセフィロト関係の魔術?

「……『構造殺し(ストラクチャーブレイカー)』」

なんじゃそりゃ!?

そんな簡単に幻想殺しみたいな右手を作れるの?

高層建築が切り裂かれる

サン:『代わるかね?』

上条:「まだッ!!」

常に二人いるわけではなく切り替えて使う感じか…

上条:間合いを詰めるがアンナの方からも詰めてくる、上条さんの攻撃が当たらない間合い

「っ、サンジェルマン!!」

ダイヤモンドでアンナの攻撃を防ぐ

しかし、サンジェルマンが魔術を使えば使うほど、能力者である上条さんの体は傷を負っていく

かなりギャンブルではあるな、この戦い方

またサンジェルマンの魔術も本来なら幻想殺しが消してしまうが、幻想殺しを迂回して使う事で発動できているらしい

ただ、それにより無駄が出来ているのも事実

協力はしているが、それによる弊害も無視できない

上条、サンジェルマンと切り替えてアンナの攻撃に対応していくが

サン:『交互にラリーを続ければ寿命を削るぞ』

アンナ:五指の動きを変えて足元を崩す

地下に落ちていく


2.

病院内では魔術行使による患者で溢れていた

普通の医者では対応する事ができない

そこに

インデックス:「ふん、ふん、なるほど、ふん」

オティヌス:「つまり逆だろう。前提情報を知らないのでは無理もない話だが」

医者は患者が意識を落とさないように注意していたが

意識があると、魔術行使をやめない

なので逆に意識をあえて落とすことで魔術行使の悪循環を切ればいい

インデックス:「呼吸に独特のリズムがあるね、生命力から魔力を精製している証拠なんだよ」

これが二人の戦い方

オティヌス:「戦ってアンナを打ち負かすだけでは、あの人間は勝利したとは思うまい。その過程で多くの一般人が命を落とせば、全部抱えるのはあの人間だ。自分も一般人のくせにな」

「能力者に魔術は使えない、これはマニュアルさえあれば誰でも対処できる問題だ。私達で作ってこの病院から配布する」

本来ならそんなのは信じなさそうだが、今はR&Cオカルティクスが魔術をばら撒いたという前例がある

うん、いいね

美琴&食蜂とは違う戦い方

だけど本来の自分の役割を分かっているし、上条さんが勝って帰ってくる事も信じている

そういう意味ではこの二人は、美琴と食蜂よりも一歩リードしているとも言えるんだろう


3.

サン:『アンナ=シュプレンゲルの術式は、純粋な薔薇のそれではない』

ん?だから何なの?わからん

アンナ:さっきとは違う攻撃を繰り出す

「これはなんて呼びましょうかね。『資源殺し(アーティクルブレイカー)』、とか?」

えっ?そんな簡単に○○殺しを作り出せるの?

アンナの攻撃で上条さんのスマホも爆発する

次は『逃亡殺し(エスケープブレイカー)』か、はたまた『遮断殺し(シールドブレイカー)』か。

とにかくそういう風に右手を作り替えて。


サン:『どのような仕掛けかは存じません。ですがあなたの右手は、明らかに上条当麻とは違うものでしょう』

ん?違うものなの?

『己の手を動かしもせず、言葉で語るのはサンジェルマンのやり方です』

つまり○○殺し、という名前を付ける事で幻想殺しと同種のイレギュラーだと思わせようとしていたということでいいのかな?

アンナ:「わらわの言葉を正しく受け取った結社なんて、一つも現れなかった。誰もが自分のためにねじ曲げた」

一瞬だけサンジェルマンも動きを止める

「だからあなたにも分からない。わらわの事など、永遠に……ッッッ!!!!!!!」

これって、アンナもまた「理解者」を求めてるってやつかな?

「満たされるだけの人生なんてつまらない」

「わらわはむしろ支えてほしい」

「わらわは、何を目標に目的に活きていけば良いの?どうすれば満たしてもらえるの」

目的自体がない!?

「上条当麻、神浄の討魔。全てを奪った先に剥き出しのあなたに何が残る。事前知識抜きで異能に触れた場合、最も活性化される側面はどこ。そいつをわらわに見せてみろ」

上条:「……アンタが満たされない理由っていうのが分かってきた気がする」

アンナ:「勝手にわらわを理解した気になるなよ、小僧」

この辺の応答はコロンゾンに似てるかも

アンナが幼女の姿から大人の姿に変わる

「せっかくのクリスマスだものね。大盤振る舞いしてあげる」

飛行船が空から落ちてくる

「メリークリスマス☆」

上条:素早く近くのビルの百貨店に入って回避する

アンナは右手を使っているがあれは幻想殺しとは違う

上条:(右手なんて起点に惑わされるな。あれは、やり方さえ分かっていればステイルでも神裂でもできる一般技術に過ぎない!!)

しかし、それでもそのシステムはわからない

ビルの百貨店の宝石売り場には魔術関連のワードが入り混じっていた

上条:「R&Cオカルティクス。もうこんな所まで染まってきたのか……ッ!?」

アンナも百貨店に踏み込んでくる

「何かで『力』を切り替えて使っている……?お前のそれは、俺の右手とは違うもの。スタンダードに色んな異能を制御する、外の世界の魔術だろ!!」

アンナ:「薔薇と十字架よ」

「言っても分からないと思うけど」


4.

上条:「サンジェルマン、交代だ」
サン:『任された。命は繋ごう』

交互に切り替えて対応していくが、これでは消耗戦になってしまっている

上条:サンジェルマンに周囲のパワーストーンや宝石の意味を聞いていく

しかし、そんな説明を聞いたところでアンナの力とは繋がってこない

アンナ:ショーケースを破壊して間接的に上条へガラスを飛ばし攻撃する

「傾向が見えてきたかしら。機敏に動くけど、自分の命を狙われないと感が鈍るのね」

この辺は悪意とか敵意とかとも関係があるのかな?

しかし、サンジェルマンが何かに気付く

サン:『なるほど。いきなり答えを出すことはないが、一つ一つ潰していけば足し引きで答えが出る』

『三だよ』

『「薔薇」でよく使っていたカバラの世界では、ヘブライ22字があれば世界の全てを説明できるとされてきたんだ。七金属、十二宮、これを22から引いてみるといい。』

『火のシン、水のメム、風のアレフ。この三要素を7等分の輪と12色で囲って正解を表すのが薔薇の象徴の正体だよ』

始点の3つの文字を変換させて様々な攻撃を繰り出している?

上条:「アンナはどこに『薔薇』とかいうアクセサリーを隠し持っているんだ!?」

「そいつを壊さない限りは終わらない。アンナの力を奪わないと削り殺されるぞ!!」


5.

インデックス:「見つけた!」

「星、三人の預言者、日付と関連性、25日じゃないと起動しない……」

オティヌス:「クリスマスという日時そのものを逆手に取った呪いか!?」

クリスマス、楽しいことがあるとその逆も考えてしまうのが人間

「自分は不幸じゃないと確認するためのおまじないか」

「それを何度も繰り返して肉体を破壊していくとはな。」

インデックス:「でも、これなら」

オティヌス:「パーティは終わらせられる」

インデックス:「クリスマスを終わらせる、術式」

オティヌス:「これでけりをつける」


6.

アンナ:(最適化もそろそろ終わり。つまらない結果だってもう出ている)

右手の性質を決める

上条&サンジェルマン:「『代われ!!』」

向かってくるのではなく距離をとる

そうなると

アンナ:(サンジェルマンか……ッ!!)

空気中の炭素を集める事で、サンジェルマンの魔術を妨害しようとする

勝利を確信し喜ぶ、が

結局はアンナも口では何と言おうが勝利にしがみついているのが表れてしまった

一瞬の空白

上条:何かをアンナに投げつける

山羊座を意味する一文字

アンナ:(土属性)

薔薇の象徴において花の中心部分にはどうやったって『土』を置く事はできない。

アンナのイメージがそれに引っ張られる

そしてサンジェルマンではなく今は上条さん

(だとすると、まずい!!)


7.

うろたえたアンナの隙を逃さない

上条:アンナの懐に飛び込む

アンナ:「だが何故!?」

上条:「R&Cオカルティクス」

「アンタが自分で撒いた知識だろ。そんな事さえしなければ、逆転のきっかけなんかなかったのにな!!」

アンナ:左手で上条さんの右手を止めようとする

しかし、

上条:その手に、その五指に噛みつく

(親指から順番に、エーテル、水、火、土、風。つまり人差し指、小指を命令に合わせて折り曲げる事で基本の火、水、風のオンオフをして、掌の中で文字を自由に合成する。そいつがアンナの使っていた天使の制御方法だった。そういう魔術だった!それなら!!)

その指を押さえつける

右手はまだ自由

((返す!!))

上条とサンジェルマン、二人分の拳がついにアンナを捕らえた

まとめ

ということで

『創約とある魔術の禁書目録』第四章

でした

上条さんとサンジェルマン

予想以上にいいコンビですね(笑)

性質的にはお互いにマイナスポイントがあるので、どうなるかなと思いましたが、短い間でもお互いを信頼し合っていたのが良かったですね

ただ、能力者が魔術を使うと傷を負うルールはあったものの、あれだけの回数魔術を使ったのに致命傷にはならなかったのは何か秘密があるのか?

不幸であるはずの上条さんがあの回数を耐えられたのはむしろ幸運ですよね

この辺は美琴とAAAの関係でも言えますが、土御門が負う傷に比べると二人は軽傷で済むことが多い気がしてしまう

今回多くの学生が救急車で運ばれる自体だったことも、上条さん幸運が際立って見えたりします

アンナの魔術に関してももうちょっと読み返さないと法則がいまいちピンときませんでした


今回は何気にインデックスが自分の役割を果たしていたという意味で、かなりいい活躍ができていたんじゃないでしょうか?

新約のラストごろからですが、上条さんにとって最適な動きが出来ているように思えます

この辺は美琴よりも一歩リードしてる感じですね

そしてアンナ=シュプレンゲルはこれで終わったのか?

今回の戦いはどんな意味があったのか?

この辺を考えながら終章を読んでいきます!



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