未元物質!
どうも!『とある科学の未元物質』
がついに発売されましたね
第1話については以前発売されたとあるマガジンに掲載されていてすでに読んでいますが
今回はその続きを含めた物語が描かれています
こんなにすぐに発売するならとあるマガジン買わなくてもよかったかも…
まあ、しかしながら続きが気になっていましたので、読んでいくのが楽しみです
第1話については以前記事を書いているので、今回は第2話から読んでいきます
では、読んでいきます!
もくじ
キャラクター感想・解説
まとめ
登場キャラクター
名前:垣根提督(かきねていとく)レベル:5(第2位)
能力:ダークマター[未元物質]
所属:スクール
備考:学園都市第2位の能力者であり暗部スクールのリーダー
名前:?(ドレスの少女)
レベル:?
能力:メジャーハート[心理定規]
相手との心理的距離を自由に操作できる
所属:スクール
備考:スクールのNo.2的な存在。
名前:誉望万化(よぼうばんか)
レベル:4
能力:サイコキネシス[念動能力]
念動力を応用して発火・透明化・無音化・電子操作などの多彩な力を扱うことができる
所属:スクール
備考:頭に土星の輪のようなゴーグルをつけ、情報の分析・抜き取り・転写等を行う
名前:杠林檎(ゆずりはりんご)
レベル:?
能力:サイコキネシス[念動能力]?
所属:暗闇の五月計画の被験者
備考:一方通行の執着心を植え付けられた
名前:流郷知果(りゅうごうともか)
レベル:?
能力:?
所属:暗闇の五月計画の被験者
備考:杠と同じ施設にいた友達。ある事件により死亡
名前:木原相似(きはらそうじ)
レベル:0
能力:無能力
所属:木原一族
備考:医療用の人工臓器の専門
名前:黒夜海鳥(くろよるうみどり)
レベル:4
能力:ボンバーランス[窒素爆槍]
所属:新入生
備考:暗闇の五月計画の被験者の一人
ストーリー・感想
第2話:心理定規がDAから情報を抜き出そうとするが、重要な情報は持っていなかった
垣根:杠の情報がどこから流れてきたのか気になる
河川敷に杠と誉望を連れてくる
垣根:杠に自分に向けて能力を使ってみろというが、杠は上手く能力を使えない
替わりに誉望が手本を見せる
誉望の活躍のシーンはなんか嬉しいw
誉望:木杭を垣根めがけて飛ばす
杠:垣根が怪我したと思い、誉望を蹴る
杠:「平気?」
垣根:「当たり前だろ」
石に向けて集中していたところ急に石が飛び上がる
能力が発動したかと思われたが、何者かがドローンで石を掴んで持ち上げただけだった
ドローンというと陸莉が思い出されるが、ここでは違うだろう黒夜かな
垣根:「誰だテメェ」
ドローン:暗闇の五月計画についてを話し、垣根たちをある施設に呼び寄せる
杠:この施設には見覚えがあるようだ
出てきたのはやはり黒夜
垣根と杠の間を分厚いガラスで引き離し、杠と向かいあう
黒夜:「覚えてる?黒夜海鳥だよ」
杠に向かって指向性のスピーカーで不快な音をぶつける
黒夜:「林檎ちゃんの能力発動には強い負荷が鍵になってるって」
このままいけば林檎から一方通行のデータが読み取れるが、垣根は腑に落ちない様子
黒夜:窒素爆槍を使いだし、杠を攻撃していく
そもそも黒夜の目的ってなんだ?
黒夜がとどめを刺そうとしたところついに杠が覚醒
杠:「外の世界楽しンでるのはオマエの方じゃねェか!」
ちゃんと口調が一方通行っぽくなってるな
音の方向を変えて黒夜にぶつける
垣根:「まるでベクトル操作だな」
黒夜:一時的に逃げて、杠を別の場所におびき寄せる
その場所を見た杠は何かを思い出し崩れ落ちる
第3話:
黒夜:「昔ね、ここで林檎ちゃんのオトモダチが死んじゃったのさ」
林檎:震えて動けなくなる
黒夜:「学園都市にとっては普通だろ?「ありふれた悲劇のひとつ」でこんなになっちゃって」
この言葉には垣根が反応し、能力で壁を壊して二人の元に近づく
黒夜:慌てて防壁を作動させて垣根を隔離するが…
垣根:地下にある施設の天井を吹き飛ばし黒夜を追い詰める
「俺に常識は通用しねえんだよ」
杠を連れて帰る
一応戦闘のデータは誉望がしっかりと取っていたようだ
杠:「垣根はすごいね、かっこいい」「羽もきれい…で…」
垣根:この言葉を過去の誰かと重ねる
垣根と同じような服装(実験着)を着た少女が翼を出した垣根に向かって話している
垣根が暗部で動きアレイスターとの交渉権を得たかったのはこの少女が関係してるんだろう
黒夜:「あれが…本物の超能力者…ただの能力じゃ比べ物にならない…なら……」
黒夜はいずれ一方通行とも相まみえることを意識していたのかな?
アジトに戻ると杠が自分の事を話しだした
杠:「私に植え付けられたのは一方通行の”執着心”だった」
杠の過去
杠の能力には執着心に関わる負荷をかけることが必要だと研究者も分析していた
そのため薬を投与され杠の体はボロボロになっていた
そんな杠だったが、知果(ともか)という友達がいた
それを知った研究員は知果を傷つける事で杠の執着心を強化して能力の発動を観測する実験を実施
杠は知果を守るため強力な能力を発現させたが研究員により取り押さえられ、さらには自分の暴走によって知果を死なせてしまう
木原数多、相似もこの実験に関心をもっていた
垣根はもうデータはある程度取れたというが杠はまたあの場所に行きたいという
杠:「私の記憶は途切れるだけじゃなくて少しずつ抜け落ちていってる。いつか能力の制御もできなくなるかもしれない」
「そうなる前に垣根に全部渡したい」
ここでも「記憶」ときたか
「私を助けて」
垣根:「そういうのは正義の味方に頼むもんだぜ?」
そこへいきなり相似から電話が掛かってくる
直後DA達がアジトを襲撃、相似の命令で杠を回収しに来た
垣根が対応するが、特殊な音を組み合わせた装置により杠が暴走
垣根がDAを抑えてる間に、別のDAに杠が攫われてしまう
相似:「代替代替っ、つっくりまっしょう~」
「一方通行の代替をね!」
相似の目的はこれみたいだ
第4話:
スクールの指令役から木原相似の情報が入る
上の連中にとってはどちらが倒れても何らかの利益があるようだ
誉望:(垣根さんを犠牲にしてでもプラスになる可能性が木原相似の研究にはある?)
相似:杠に何かプログラムを打ち込む
そこに突如垣根が現れる
しかし、相似はそれを予期していたのか驚きもしない
相似のプログラムがインストールし終わったのか、杠が自分の意志とは無関係に動き出す
もう能力が暴走した状態だ
垣根ですらカンペキには杠の攻撃をさばききれないほどの威力
こちらの攻撃も跳ね返される
垣根:重力を制御?して相似やDAの動きを止めるが、自分への負荷を顧みない杠を止める事はできなかった
相似:「自分の本来の専門はいわばサイボーグですから。傷んだ肉体はあとでテキトーに代替しときますね」
垣根:杠を殺さずに止める方法を考えるが
隙を突かれ地面にたたきつけられる
第2位相手にここまでやれるほどの威力
杠:「殺して(たすけて)」
垣根:立ち上がり、相似の研究は不完全だという
「お前…本当に超能力者の価値が見えてんのか?」
「お前達の常識は俺の『未元物質』についてこられるか?」
手を伸ばし周囲に未元物質というあらたな物資を加えることで、常人には理解できない現象を引き起こす
垣根:「テメェが本当に超能力者を理解しているなら、この可能性を飲み込んで見せろ」
ここちょっとひっかかるな
相似:「これが超能力者の見ている世界!!」
「ああそして…このあたりが…自分の…」
「限界ーーッ」
自分の力ではどうしようもなかった杠だが、その世界に垣根が未元物質で干渉して本来の杠を連れ戻す
この描写は上条さんやフレメアが幻想を殺すのと似ている
杠も無事に元に戻った
そこへ、銃声が響く
しかし杠に向けられた弾丸を垣根が翼で受け止める
撃ったのは相似
相似:「その翼は『未元物質』の能力とどう関係してるんですか。銃弾がまるで無意味でしたね!」
垣根の能力を理解しようと必死になる相似
だけど、本当にこの翼と未元物質どう関係があるかはかなり気になる
垣根:「最後はテメェ地震で体験しやがれ」
翼が相似の身体に突き刺さると、下半身が一瞬で砂になる
相似:「なんてデタラメな能力なんだ!この砂は僕の細胞のままなんですかね!?」
「成…分、分…析を…」
全身砂になって消えてしまう
うーん、ここは美琴と春暖が出したドラゴンを思い浮かべてしまう。あの時は塩だったけど、似たような力なのか?
心理定規、誉望と合流して相似の研究データから一方通行のデータを得ようとする
しかし、そこで杠に加えられた自壊プログラムの存在を知る
その瞬間杠が崩れ落ちる
垣根:「クソが!おいっしっかりしろ林檎!!」
過去にも例の少女との間でこんなことがあったらしい
杠:「垣根…おねがい」
「わたしを、おぼえていてほしい」
「みんな…知果のなまえもおぼえてなかった」
「知果をおぼえてるわたしを……」「おぼえててほしいの」
垣根:「そんなことしなくても俺はお前のことくらい全部覚えていられるんだよ」
「超能力者の頭脳をなめるんじゃねえ」
かつて杠は研究施設で垣根の映像を見ていた
知果:「えーと、神様?の使い的な?私もよく知らないや、たしか人を助けてくれる存在だったかな」
杠:「植え付けられるの垣根がよかったな…」
杠:「かきね…の、はね、きれいだね」
ここでも再びあの少女と重ねる
黒夜:相似がいなくなったあと相似の研究施設を嗅ぎまわっていた
「ふーん、木原相似くん医療用の人工臓器から始まってんのね」
そして奥の部屋から義手のようなものを見つける
黒夜の義手は相似の研究から奪ったモノだったのか
誉望:杠の自壊プログラムに関しての手がかりは見つけられなかった
しかし、それが元々の木原相似のプログラムに仕込まれたタイミングは垣根と杠が接触したときだった
つまり、ターゲットは垣根の方だった
垣根:「何もかも奪えるのが、自分達の特権だと思わないことだな」
「テメェらの常識はこの俺には通用しないということ、その身に刻みつけてやるぜ」
まとめ
ということで『とある科学の未元物質』
でした
いやーなかなか読みごたえがある物語でしたね
垣根の翼の謎やアレイスターと交渉したかったことについてもう少し詳しく知りたかったですがさすがにそこはまだ伏せられてますね
しかしながら、垣根の過去も登場し、大切な人を失い、そしてさらに今回杠を救えなかったことが学園都市に対する復讐の動機の一つであることは確かでしょう
そして改めて垣根が「スペアプラン」であるという非情な現実でもありましたね
この物語の構成は、一方通行が打ち止めと出会いそして救う流れと同じです
アレイスターは一方通行が遭遇した状況と似たような状況を作り上げてスペアプランである垣根にぶつけたかったと考えてしまいます
そしてその結果、一方通行は打ち止めを救えたけど、垣根は杠を救う事が出来なかった
この差がこの後の二人の戦いの差になっていたのかもしれません
そして翼と未元物質の関係はもっといろいろ考えたいですね
翼を使った攻撃がメインなので未元物質=翼に思えますが
重力を操作のようなことをしたときは翼は関係なかったように思えます
また、杠が最後に言った、自分と知果の記憶
ここでも「記憶」が意味を持ってくる気がします
杠の記憶を引き継いだのか?魂を引き継いだのか?
いずれ何かの伏線になるかもしれないので要チェックですね
とある科学の未元物質
これで終わりなのでしょうか?
さらに垣根の過去がしりたくなってしまった
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