創約4巻!
どうも!『創約とある魔術の禁書目録4巻』第2章
をで読みました
ロスでの事件を調べていく上条さんたち
様々な状況からそれそれが色々な説を思い浮かべますが、まだ確信に至るモノは何もありません
そんな中突如敵からの襲撃、犯人はこの人物なのか?
そして残された手掛かりからようやく見つけたのは小さな女の子
果たして事件とどうかかわっているのか?
それでは創約4巻、第2章読んでいきます!
登場キャラクター
名前:上条当麻(かみじょうとうま)レベル:0
能力:幻想殺し
所属:とある高校1年生
備考:主人公、幻想殺しを右手に有する。ある事件により記憶を失っている
名前:御坂美琴(みさかみこと)
レベル:5(第3位)
能力:レールガン[超電磁砲]
電気系最強の能力者、コインをレールガンの弾にして飛ばすことができる。他にも砂鉄を操るなど汎用性が高い能力
所属:常盤台2年生
備考:学園都市に7人しかいないレベル5の第3位。
名前:食蜂操祈(しょくほうみさき)
レベル:5(第5位)
能力:メンタルアウト[心理掌握]
精神系最強の能力者、リモコンによい自他問わず洗脳、記憶の改竄・消去ができる
所属:常盤台2年生
備考:食蜂派閥のトップ、過去に記憶を失う前の上条当麻との接触あり
名前:白井黒子(しらいくろこ)
レベル:4
能力:テレポート[空間移動]
自分または触れた対象を離れた空間に転移する、人の場合転移できる人数は自分を含めて3人まで
所属:常盤台1年生、風紀委員
備考:御坂と相部屋の後輩
名前:吹寄制理(ふきよせせいり)
レベル:?
能力:?
所属:とある高校1年生
備考:対上条特性を持つ鉄壁の女
名前:姫神秋沙(ひめがみあいさ)
レベル:?
能力:ディープブラッド[吸血殺し]
吸血鬼を殺す能力
所属:とある高校1年生
備考:「原石」の一人、ケルトの十字架で能力を抑えている
名前:ハーヴァス=スプリング
レベル:0
能力:無能力
所属:アメリカ
備考:ネヴァダの通信機器敷設作業員
名前:インデックス
レベル:0
能力:インデックス[禁書目録]
所属:必要悪の教会
備考:10万3千冊の魔導書を記憶する歩く魔導書図書館
名前:ステイル=マグヌス
レベル:0
能力:魔女狩り王
所属:ネセサリウス
備考:ルーン魔術を使い、特に炎系を得意とする。
名前:神裂火織(かんざきかおり)
レベル:0
能力:聖人
所属:必要悪の教会
備考:日本刀「七天七刀」を使った「唯閃」「七閃」を使う。魔術師にして聖人の一人
名前:オティヌス
レベル:魔神
能力:
所属:グレムリン
備考:世界を滅ぼした元魔人。現在は15㎝のサイズになり上条と共に行動している
名前:ヘルカリア=グローサリー
レベル:0
能力:無能力者
所属:ロサンゼルス
備考:人が消失したロサンゼルスでただ一人生存
名前:メルザベス=グローサリー
レベル:0
能力:無能力者
所属:ロサンゼルス
備考:SPACE_ENGAGE、宇宙系ベンチャー企業の社長
ストーリー・感想
第2章 疑わしきは一人きり Los‗Angeles.1.
朝七時
太陽が街を照らし出している
太陽が砂に覆われた結果の寒冷化だと思っていたけどそれではなさそうだ
例の少女は上条さんに抱き着いて寝ている
少女の背中にはSPACE_ENGAGEの文字
上条:意味が気になってトランスペンで翻訳してみるが…
『一文字開けて交戦、入りました』
「絶対そんな意味じゃねえだろっ。」
インデックス:少女がくっついているので不機嫌
噛みつかれないだけましかな
ジャケットの裏には刺繍がありヘルカリア=グローサリーと書いてある
インデックス:「名前の語感からして、おそらくインド系イギリス人だと思うんだよ」
少女が起きるが上条さんの後ろに隠れてしまう
最初にステイルが炎剣を振りかざし情報を取ろうとして上条さんがかばったため、上条さんだけ味方認定されたらしい
しかし、これもステイルの作戦通りで、あえてそういう役を演じてヘルカリアから情報を取ろうとしたらしい
ステイルなりの協力の仕方なのか…
2.
上条:お腹が空いた少女のために何かを作ろうとする
クリスマスの余りモノがあり食材は手に入ったが、
ヘルカリア:『きらい、年末』
誕生日が28日なのでクリスマスと一緒にされるのであまりいい思い出がないらしい
パンケーキを作ってあげると美味しそうに食べた
上条:何が起こったのかを聞き出そうとする
スマートウォッチは彼女の母メルザベス=グローサリーのモノだった
ヘルカリア:『R&C、でも本当は違うはずなの。ママは学園都市の人達と手を結んで……』
メルザベスはこの事件を起こした側ではない?
しかしそこへ、ステイルが勢いよく現れる
ステイル:「神裂火織が消えた!!やられたんだよ、R&Cオカルティクスに!!」
そんな、神裂さん早すぎるよ(´;ω;`)
3.
上条がヘルカリアと話している間、ステイルと神裂は外の様子を探っていた
R&Cオカルティクス本社に鹵獲したドローンを飛ばすがビル近くでいきなり分解する
それを見込んでステイルはさらにルーンのカードを大量に含ませていたが、それすらも食いつぶされる
ステイル:「何かが干渉してきた?」
神裂:「ステイル、来ますよ。早く離れましょう」
二人はヘルカリアを見つけた事で敵の目がそちらに行かないように、あえて本社で囮になっていた
更に二手に分かれる
神裂:「(私、ですね)」
最初に襲われた時、砂のカッターは神裂を狙っていた
自分が一番の危険人物と思われていると気づき、あえて単独で狙われやすくすることで、別の場所のステイルに情報収集をしてもらう
神裂:「そろそろ出てきなさい。さもなくば私から行きますよ、音を超える速度で」
4.
上条:「それで神裂のヤツは一体どうなったんだ!?」
ステイルは遠巻きに見ていたが、とても助ける間もなく、粉塵に紛れて敵と共に消えてしまった
上条:「さらわれた、って事なのか……?」
ステイル:すでに殺されている可能性も考えている
「R&Cオカルティクスの魔術師は、単独で戦っていなかったって事だ」
「そして、人工的に気圧を調整する術さえあれば、天候や風向きなんかの気象条件は人の手で自在にコントロールできる。災害そのものであっても!その砂の魔術師は、企業の力を借りていた。道理であの子でも『完全には』解けなかった訳だ……。科学を織り込む事で、自分の術式の威力をとことんまで増幅していたんだよ!!」
やはり、ですね
ただということはあの砂の力は純粋な魔術ということなのかな?あれにも科学が混じってるのかと思ってたけど
天候が科学で、砂が魔術でいいのかな
5.
砂のカッターを上手く受け止める神裂
神裂:「(……砂のレーザーで切断する事。それが目的ではない!?)」
「黒、白、黄、赤。それは死滅、結合、発酵、復活、四工程の循環なり」
「……つまりは『黄色化(キトリニタス)』」
なんじゃそら?
「奇跡の鉱物を生み出す工程の三つ目。それは合成物を黄の砂に埋めて適切に『発酵(へんか)』させる術式だったはず」
「正解は、腐らせて形を変えた。それが『消失』の正体です!!」
なにそれ?花露姉妹はそのための布石だったの?科学でも魔術でも同じようなことができるということか…
砂に変えたのではなく、『形のない養分』に変えて砂に染み込ませたらしい
砂自体が人間の痕跡だったのか…
そしてついに敵が姿を現す
神裂:「……人?」
その姿は人間とリードで繋がれた犬のようになっている人間
しかしリードで繋がれた方が主導権を握っている
なんか怖い…
神裂:「もしやそちらが、本体の魔術師!?」
飼い主役が悲鳴のような呪文を撒き散らし、飼い犬役が喉から砂のレーザーを発射する
その攻撃が大きな鉄塔を破壊する
これが倒れると衝撃で砂が舞い上がり、覆われてしまう
しかし、聖人の神裂ならはるか上空に駆け上がる事で回避できる
だが、それすらも読まれていた
6.
ステイル:R&Cオカルティクスはネット通販に力を入れていた
世界中をドローンで埋め尽くす事で空を支配していた
「あるいは液体窒素、あるいはナパーム弾にも使うナフサとかね。とにかく高空で待機を急激に冷やすなり温めるなりすれば、それだけで空気の密度は変わる。つまり、大きな気圧を操れる。そして気象条件を制御するって事は風を意のままに操るって事だよ。」
これが魔術と科学を組み合わせた結果の力
7.
上空に駆け上がった神裂が見たのはさらに上空まで続く砂の竜巻
神裂:「まずい……、これはっ!?」
自分が助かる事は諦め、地上にいるステイルに情報を残す事に専念する
本社ビルを守るモノ
巨大な二等辺三角形の航空機
しかもなぜか大きな空洞が空いた構造
主翼には『ロジスティクスホーネット06』
さらに
神裂:「……スペース、エンゲージ社……?」
ん?ヘルカリアのジャケットにあった単語か!
この会社がR&Cオカルティクスを支援してたって事か…
8.
上条:スペースエンゲージ社の共通点に気付く
ステイル:このロスでヘルカリアだけ生き残っているのは身内だから活かしてもらえたからだと主張
ヘルカリア:『はずない。違う、そんな訳ない』
母はそんなことに手を貸してないと訴える
ステイルのよるとヘルカリアのメルザベスは宇宙系のベンチャー企業の社長
ロス郊外や海上での打ち上げに成功していた
そのためロスを攻める学園都市に協力を持ちかけられた
しかし、本当はR&Cオカルティクスがあえて学園都市の内通者としてメルザベスを忍び込ませ、オーバーロードリベンジが失敗するように仕向けさせた
ステイルはこう考えている
9.
その結果ヘルカリアは泣き出してどこかへ行ってしまった
オティヌス:ステイルの主張に反論できず、ヘルカリアの見方をできなかった上条を攻める
インデックスにステイルを任せてメルザベスの真意を探る事にする
10.
上条さんとオティヌスがいなくなり残ったのはインデックスとステイル
ヘルカリアが寝ていた場所にメモがあるのを見つける
インデックス:「Ust?しーくれっと???」
Ust?また、ダウンタウン見ないな感じ?
ステイルが別の資料に「開発コード・シークレット」とあるのを見つける
通常空を飛ぶドローンは本社ビルで管理されているが、12基のドローンが相互に監視して自分達で管理できるようになる、つまりこうなると本社を潰してもドローンは動き続ける
現時点ではまだ稼働はしてないらしい
11.
メルザベスの痕跡のたよりはスマートウォッチ
その対となるスマホをスマートウォッチの電波から探す事にする
巨大な観光ホテルの一室に発信源のスマホがあることがわかる
ホテルの部屋はホテルの中でもランクの低い部屋だった
オティヌス:「……ただまあ、すでにこの時点である程度の人物像が組みあがりつつはあるんだが」
お金をそんなには使っていなかった…その意味は?
スマホを持ち上げると中身は見れないがスケジュールのみ分かる
上条:「近々の予定だな。28日、Ust5AAシークレット」
28日に何か引っかかる上条さん。ヘルカリアの誕生日だな
巨大な航空機を飛ばしているヘルカリアはかつてラジオゾンデ要塞を浮かべたオティヌスをしても天才と呼べるくらいの人物らしい
質素な部屋をみて上条さんもなにかを掴み取ったらしい
上条:「ヘルカリアを捜そう」
何か答えを見つけたようだ
「そろそろ反撃を始めたっていいころ合いだろ、なあヘルカリア?」
12.
上条:「28日Ust5AAシークレット」
Dtをダウンタウンと略してたことからUstはユニオンステーションとあたりを付けた
駅のホームでヘルカリアを見つける
ヘルカリア:最初は母がこの事件を引き起こしたことを否定していたが今はその考えた正しいと思い始めていた
上条:「お前のお母さんは、R&Cオカルティクスの二重スパイなんかじゃない」
ヘルカリア:『嘘だ……』
母が使っていたスマホはR&Cオカルティクスのモノではなくライバル企業のモノだった
娘の結婚式は宇宙で。という夢のためにロジスティクスホーネットを残せる方法を選択していた
だがそれがおかしなことに使われていることに耐えられなくなり学園都市と協力した
ヘルカリアだけ助かっていたのは母がR&Cオカルティクスとそういう契約をしていたから
本来ならここでR&Cオカルティクスは契約を破棄して娘を消せるが
メルザベスが諸悪の根源として娘に憎ませ、それを楽しもうとしていたため生かされた
メルザベスがヘルカリアに秘密にしていたのは誕生日のお祝いのことだった
13.
Ust5AAシークレット
5AAはホテルのクロークの番号だった
そこにあったのはヘルカリアへの誕生日プレゼント
それを見たヘルカリアは泣き出す
これが真実だった
上条:「こればっかりは、正解だ。この答えは俺が突き止めた。だから誰にも文句は言わせない」
上条当麻はここまで来た。救う側が折れなければ、溺れる手を掴む瞬間は必ずやってくる。
誰に右手にだって、そんな力は宿っている。
しかしそこに
ステイル:「……ここにいたか」
ステイルはまだメルザベスが犯人だと思いヘルカリアを探していた
しかし、ヘルカリアの引き渡しを拒む上条さん
ステイル:「状況がわかっているのかな?」
ラミネートカードを舞わせるステイル
オティヌス:その攻撃で上条さんを殺せばインデックスが気付くぞ、と脅すが
銃声が聞こえる
ステイルの手に握られていたのは学園都市のスマホ
それでファイブオーバーを起動させ、動かす事で自分の痕跡を消していた
撃たれた上条さんはエスカレーターを転げ落ちていく
ステイルェ……
14.
上条:「があっ、あば!!」
生きてた
オティヌス:「やれやれ。人間、さては何か仕込んでいたな?」
胸に古雑誌を仕込んでいた
神裂が消えた事でステイルがこういった行動にでることを読んでいた
運が良かったのがファイブオーバーのメルトダウナーを使い、しかもただの銃で攻撃してくれたこと
これが超電磁砲だったら即死だった
銃でなければインデックスにも気が付かれると思ったからみたい
オティヌス:「……波形でも粒子でもない、中間のまま扱う、か。こりゃ加速器ではなく量子コンピュータ辺りからの派生技術だな。『敢えて観測しない』機械を作り活用する時代が来るとは」
上条:「?」
ん?オティヌスがここに引っかかった理由はなんだろう?
ヘルカリアはステイルに連れていかれてしまった
上条&オティヌス:「「さあ反撃開始だ。こんな幻想全部ぶっ壊してやろうぜ!!」」
行間二
『メルザベス=グローサリー犯人仮説』
提唱者ステイル
上条、オティヌスは否定的
『メルザベス=グローサリー悪人仮説』
提唱者ヘルカリア
上条、オティヌスによって完全否定
『メルザベス=グローサリー善人仮説』
提唱者上条、オティヌス
まとめ
ということで『創約とある魔術の禁書目録4巻』第2章
でした
ヘルカリア、そしてメルザベスの人となりと事件への関与がわかってきましたね
それにしても神裂さん、退場早すぎるよ…
まあ、強力な聖人だから扱いが難しいのかもしれないけど…
ただ死んだという事はないようです
人間を栄養素に変えて砂に吸わせる魔術、薔薇十字関係みたいですがこの辺は全然わかりません(>_<)
人間が砂になるというと、垣根が木原相似にやったことや天使ドラゴンを思い出しましたが、それらともまた違った状態のようですね
ロスの住人が消えた理由は分かりましたが、寒くした理由はそこまであったのかな?
天候を操れるのなら暑くてもよかった?寒い方が砂嵐を作りやすかったということか…
まあ、割と早めに今回の事件は何が起こったのかは分かってきました
後はその黒幕との戦いという事なのでしょう
ただこれは創約1巻からもそうですがアンナが何をやりたいのかはいまだによく分かりません
なんか性格の悪い奴、という印象が強く、本来の目的がまだ見えてこない
今回この辺がわかるのかどうか…
そしてステイルはまあいつも通りと言えばいつも通りのムーブ
4人の協力態勢がもっと見たかっただけにそこはちょっと残念ですね
いろいろ気になる描写も出てきましたが、最後オティヌスがメルトダウナーについて考えてたのが気になります
何となく今回はそこは深堀されなさそうですが、後々何か絡んできそうではあります
神裂ですら勝てなかった相手に上条さんはどう挑むのか?
続けて読んでいきます!
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