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第2話!

どうも!

『とある科学の心理掌握』第2話
(コミックニュータイプ https://comic.webnewtype.com/contents/mentalout/ より)

です

突如始まったとある科学の心理掌握

第一話で大体の方向性は分かりましたが、
まだまだ今回のシリーズの基礎設定の段階

生徒会長選挙に巻き込まれる食蜂にどんな試練が待ち受けるのか!?

第2話を読んでいきます!

もくじ

キャラクター
感想・解説
まとめ
 

登場キャラクター

名前:食蜂操祈(しょくほうみさき)
レベル:5(第5位)
能力:メンタルアウト[心理掌握]
精神系最強の能力者、リモコンによい自他問わず洗脳、記憶の改竄・消去ができる
所属:常盤台2年生
備考:食蜂派閥のトップ、過去に記憶を失う前の上条当麻との接触あり


名前:帆風順子(ほかぜじゅんこ)
レベル:4
能力:ランペイジドレス[天衣装着]
体細胞の電気信号を操作して力を引き出す。身体能力の限界を突破する力
所属:常盤台3年生
備考:食蜂派の実質的なNo.2、『内部進化(アイデアル)』出身


名前:口囃子早鳥(こばやし)名前読み不明
レベル:3
能力:?[?]
テレパス系能力、一度に複数人に伝達することができる
学校:常盤台?年生
備考:食蜂派閥の中でもメンバーに命令を下せる存在、虫が苦手


名前:雅王院司(がおういんつかさ)
レベル:?
能力:?
学校:常盤台2年生?
備考:雅王院派閥のリーダー。生徒会副会長


ストーリー・感想

第2話:

食蜂派閥が生徒会長選挙への対策会議を始める

帆風:「完膚なきまでの完全試合!!」

帆風と口囃子を筆頭にみんなかなりやる気だ(笑)

しかしながらいつも派閥で使っている教室を横取りされてしまっていた

もうすでに生徒会長選挙は始まっている

帆風:「これは女王の領土に対する侵略行為!!」

ただの嫌がらせではなく、これにも意味があるとするなら、この隙にいつもの部屋に盗聴器のようなものを仕掛けられてるとか?

まあ、流石にその辺は食蜂派閥はチェックしてくるだろう

食蜂:メンバーの忠誠心が高いのは良い事だが、それが裏目に出る事を心配している

食蜂に王冠を載せたり遊んでいたが(本人たちは真面目)

ここでようやく今回の生徒会長選挙戦のルールが発表される

帆風:「その最大の特徴は『二段階制』です」
6+

ふむふむ、アメリカの大統領選挙みたいな感じなのね

派閥単位でしか立候補できない、というのも特殊だ

だから雅王院も派閥を持っていたのか

そして前回のビラが「雅王院に」ではなく「雅王院派閥に」だったのもそういう理由なのね
25
(心理掌握1話)

さらに例年は5,6派閥くらいが立候補するが今年は8派閥も立候補している

いつもより増えた原因も裏があるんだろうな…

ルールの説明をしている最中だったが、誰かが部屋に入ってくる

「ごきげんよう」

雅王院:「皆様の心に寄り添う生徒会、その副会長にして次期会長候補の雅王院司でございます」
8+

うお、またきた

雅王院はいつもポーズに動きがある感じで好きだな

しっかりと毎回フルネームで名乗るのは、これも名前を売ろうとしてるからだろう

邪魔をしに来たのかと思いきや、先日のいさかいでの謝罪に来たとか

1話で出ていた笑顔のパンケーキを持ってきてくれた

これには食蜂派閥のメンバーも心が動かされる

ゲコ太コラボまであるとのことで帆風も雅王院の手を握ってお礼を言う

雅王院:そんな帆風の様子を見てシャンプーを変えたことに気付く

さらに他の派閥のメンバーの微妙な外見の変化を見逃さず指摘していく

そして食蜂に対しては

雅王院:「そして貴女、貴女は」

「貴女様は完璧ですとも女王」


食蜂:「はぁ?」

口囃子:「超アウェイだったはずなのに場に溶け込んでいる…」

「これは…相当な人誑しの才覚が疑われますわね…」

これは元々の気質なのか能力なのか、それとも他に秘密があるのか…

そして、主導権をとった雅王院がなぜか生徒会長選挙について説明していく

雅王院:「さて皆様が一番気になっているのは、ずばり『能力』のことと存じます」

「系統別に細かな規定はありますが要はーーー」

「『投票結果を直接操作する使い道は失格』」

これは割とグレーゾーンが多いような気がするが…

雅王院:食蜂の記憶操作について指摘するが

食蜂:「そんなつまらない手は打たないんだゾ☆」

さらに今回の選挙の肝は

雅王院:「それが『選挙人(エレクター)』
16+


はー、下位の派閥の代表者が選ぶのか

確かにこれはやっかいなことになりそうだな

食蜂:「…なるほど、彼女たちに嫌われたらアウトってわけぇ」

どれだけ好かれるかというよりも、どれだけ幅広く嫌われてないかが重要なのかも

ちなみにあえて派閥を小分けにしてわざと落選し選挙人になって本命を勝たせる、というのはナシらしい

最初に立候補派閥が増えた、と聞いたときこれを思いついだけどやっぱりだめか

雅王院:「「常に品位を保ち淑女として華麗にエレガントにお戦りなさい」我らが生学び舎はそう言っているのです」

食蜂:「「仕掛けを撃つなら野暮なことはせずとびきりハイセンスなものを」ということかもよぉ」

さらに前半で全校生徒の過半数の票をかき集める事ができたらその時点で決着となる『過半数ルール』なるものもある

これが食蜂が狙っていくルールになる

食蜂、雅王院で言い合っていると

雅王院:急に懐中時計を取り出し時間を確認してスピーカーを指差す

スピーカーからは生徒会の臨時ニュースが流れてくる

〔あー……えっと…その、わたしは…〕

〔御坂美琴は今回の選挙〕

〔雅王院さんを応援します〕


〔こんなんでいいの…?〕

まさかの美琴登場(声だけだけど)

これには食蜂も帆風も驚く

雅王院:「そういうことです」

食蜂と人気を二分するもう一人の超能力者を味方に引き込んでいた雅王院

帆風:「そんな…!御坂様は女王とあんなに仲睦まじくしておられたのに…っ!!」

口囃子:(そうでしたっけ?)

口囃子は貴重なツッコミ役だな

食蜂派閥の会議ににいきなり入ってきたのはこの放送を邪魔させないためだった

雅王院:「権謀術数はすでに数多駆け巡っているのです」

「ゆめゆめお忘れなきよう」


静まりかえった教室

帆風とある生徒が話してる

帆風:「事実と認めるのですね?」

「ではこのことは選挙管理委員(コミッショナー)を通じて全校に」


???:「はぁ、嫌よそんなの!!」

帆風:「そう言われては、代わりに何を求められても断れなくなりますわよ?」

???:「……ッ!!」
26+

ん?どうしたんだ帆風、いつもと様子が違うぞ…

まとめ

ということで

『とある科学の心理掌握』第2話

でした

生徒会選挙戦の仕組みが分かってきましたね

特に特徴的なのが下位の派閥が最終的な選択をできるということ

最大派閥の食蜂であれば前半戦は過半数はいかずとも余裕で通りそうなので、後半戦が山場になる

また、前回雅王院は能力が乱れ飛ぶと言ってたけど、投票に直接的な影響が出るものは禁止とのこと

これがどこまでOKなのかがまだ微妙だから何とも言えない

ちょっと思ったのが仮に心理定規(メジャーハート)のような能力は直接操る訳じゃないからギリギリセーフなのかもしれない

また、単純に食蜂に勝つためではなく、1位にさせないための戦略は割とありそう

そもそもこの選挙戦で雅王院が生徒会長になるつもりが本当は無ければ、前半でわざと落ちて別の派閥を支持するなんてことを上手くやれば落とせる確率は高い

まあ、流石にそれはないだろうが…

そして、何と言っても美琴が早くも登場しました

常盤台に大きな影響を持つであろうカードをここで切ってくるということは、雅王院にはまだまだ強力な手札がありそう

ただなんというか美琴らしくないのも事実

美琴はこういった派閥争いには関与しない存在で、食蜂の事は嫌いだけど、食蜂が生徒会長になることについてはどうでもいいと思ってそうだったんだが…

その美琴が雅王院を応援するというのはどうなのだろう?

まず思ったのが本人ではない?ということだけど、流石にこんなのはすぐにばれる

美琴も自分からは派閥争いに関わろうとはしないが、勝手に自分の名前が使われることに黙ってるほどお人よしでもない

今回の美琴が本物かどうかは美琴本人のみならず、誰にでも裏を取ろうと思えば割と簡単に取れる

そうなると逆にそんなことをした雅王院の方が不利になる、そして雅王院もそのことは分かってるはず

なので、そう考えるとあれは本人だと考えるのが自然だと思う

ただ、なぜ派閥に興味がない美琴が雅王院に協力したのか?ということになるが

前半で食蜂派閥No.2の帆風が雅王院のゲコ太のパンケーキに惹かれていた

同じようにゲコ太につられて美琴も協力した…

と考えたくなるが、いくらゲコ太といえども美琴はそれによって自分以外の人物に不利益になるような事はしないだろう

こうやって考えていくと、雅王院派閥に操作されているのではなく本当に自分の意見を言っただけというのがしっくりくる気がする

ただ、雅王院に当選して欲しいとかではなく、本当にただ「応援」してるだけなのかもしれない

「雅王院派閥に投票します」でもなく、「雅王院さんを支持します」でもなく

雅王院さんを応援します」という言葉を使ったのも、純粋にただ「頑張ってね」というだけの意味だったのかもしれない

放送の最後に〔こんなんでいいの…?〕と言っていたのも、美琴自身はこんなことが大した影響を与えると思ってなかったからなのかも…

もうちょっと穿って見ると、実はあの放送はあの教室にしか流れておらず、食蜂派閥だけが勘違いした、とかかな?

そうはいっても最後に帆風が何やら不正を働いたとみられる生徒を追求してたのが気になる

やっぱりこの美琴絡みで不正がありそれに気づいたということなのかもしれない

おそらく最後の帆風は悠里が乗りうつってる、または食蜂が操作していると考えるが妥当かな


うーむ、やっぱりまだ難しいですね

実はもっと気になるのが、そもそも雅王院が本当に生徒会長になりたいのならなぜその大きな障害になりそうな食蜂をこの戦いに引きずり込んだのか?

第一話でひと悶着はあったけど、スパイを送り込んでる時点で、それ以前から食蜂に対してなにかあったように思える

細かいことを考えるより、実はここを考えた方が全体像見えてくるのかもしれない


黒子も登場しそうな予感

次回も楽しみにしています!

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